パターの基本と物理(森ゼミ)

先日、森守洋プロが主催する森ゼミに参加してきました。
今回はパターの基本と物理。
エンジョイゴルフの佐々木信也氏をお招きしての勉強会でした。
ここで学んだこと感じたことを書き出してみました。
少しマニアックな内容になりますが興味のある方はぜひご覧ください。

パタースキルの4大要素
・Readラインを読む能力
・aimターゲットを決める判断能力
・line打ち出す能力
・speedストローク技術

〜Read〜

ラインを読む力。
ラインに影響するのは主に
傾斜、芝目、水分量、グリーンの速さ
です。
目で見るだけだと背景などで騙されやすいので
歩いてみて足裏で傾斜を感じるのもオススメ。
歩いてみると上りだと重たく感じたり、下りだと軽く感じると思います。
ライン読みで1番有名なのが『エイムポイント』です。
ここではエイムポイントのやり方は載せませんが、これは足裏で感じた傾斜の角度によって指の本数で打ち出し方向を決める技術です。
方法はいろいろあると思いますが読みの基準を作るのが大切です。

〜aim〜

ターゲットを決める判断能力。
狙いを定める技術です。
主に
・エントリーポイント…カップのどこから入れるか
・エイムポイント…打ち出し方向(APEXの2倍)
・APEX…曲がりの頂点(ボールからカップのカップ寄り2/3の地点)
などをイメージして狙いを定めます。

〜line〜

定めた狙いにセットアップする技術
打ち出す技術
自分のセットアップのズレを把握
目のクセ、ボールとの距離、ボールの左右の位置などで見え方が変わる
ちなみにPGAプレイヤーのボールとつま先の距離は平均28〜30cm

・平らなラインでカップ内にボールが収まる打ち出し方向
1m-1.89°(プロ99%)
2m-0.95°(プロ60%)
3m-0.63° (プロ40%)

・左右の打ち出し
フェイスの向き90%
クラブパス10%
が影響

・上下の打ち出し
ロフト
アタックアングル
が影響
打ち出し角1〜1.75°が理想
目的は芝からの脱出、地面との衝突を避ける

練習ドリル

・ボールとターゲットの間にコインなどを置いてコインのどこを通せばターゲットとまっすぐなのかを見極める
・上り2mのラインで練習

〜speed〜

ストローク技術
狙ったところへ打ち出す
狙ったタッチを出す能力。
3大要素
・テンポ
メトロノームのカチカチのイメージ。
BPMという数値で表されますが、パッティングでの一般的なテンポは90BPM前後。
あくまで「一般的」ですので個人差があっていいです。正解不正解はありません。
大切なのはどんな距離でも同じテンポで打つこと。
練習方法はメトロノームのアプリなどを利用して鳴らしながら連続素振りをしてみる。 

・振り幅
距離に応じて振り幅調整。

練習ドリル

・一定のテンポで20cm.40cm.80cmなど
振り幅を変えて距離を変える

・加速度
パターも慣性力、切り返しでの行き別れ(テイクバックで発生したヘッドのエネルギーがあるうちに切り返すこと)が大切。
なので切り返しでの加速が大切になります。
テイクバックが小さかったり、切り返しでのエネルギーが不足するとインパクトやフォローで加速させようとしてフォローがだらだらと大きくなってしまうのはNG。
パンチや緩みの原因となります。

練習ドリル

・コインをトップブレード、ライトラインのところに置いてテイクバックで一つ、切り返しでもう一つコインを落とす。


いかがでしたでしょうか?
文章だと伝えきれないところがあるので
ご質問がありましたらレッスンの時お気軽に聞いてください^_^

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